PFANNER NEWS 新着情報

【お客様の体験談】樹齢300年以上のマカバ伐倒&伐採作業講習会に講師として参加

いつもファナージャパンのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
北海道北見市のアーバーツリーワークス 代表の高橋様から、大変貴重な体験談が届きましたので、ご紹介させていただきます。

高橋様といえば、弊社ブログでたびたびご紹介させていただいている、昨年の11月に、ATI認定樹護士®アーボリスト®を取得された方です。アーボリカルチャーの世界を北海道にも広げたいという熱い想いを持って活動されています。

さて、体験談のひとつ目は、オホーツク総合振興局からの依頼で行われた「樹齢300~500年の最高級材マカバの伐倒作業」について。
もうひとつは、北見市留辺蘂町で開催された伐採作業講習会についてです。

どちらも林業の現場で役立つ知識が詰まった内容なので、ぜひ最後までご覧ください!

 


樹齢300年以上の「最高級材マカバ」伐倒作業

オホーツク総合振興局から依頼を受けた高橋様が担当したのは、なんと樹齢300〜500年の貴重なマカバの伐倒作業。

【対象となったマカバの特徴】
・樹高:約30m
・根元の太さ:約130cm
・枝の太さ:直径50cm前後

これほどの大木を安全に伐倒するためには、計画的な作業と高度な技術が必要不可欠です。

伐倒作業の流れ

① ツリーワークによる枝払い

まず、高所作業で枝を一本ずつ慎重に取り除きました。
この作業を行うことで、伐倒時の衝撃で枝が折れたり、幹が損傷するリスクを防ぎます。

② 受け口の作成(慎重な位置決め)

根元の形状や木の重心を考慮し、地面から約2mの位置に受け口を作成。

③ 追いヅル切りによる慎重な伐倒

幹が裂けるのを防ぐために、追いヅル切りという技術を用いて、時間をかけて慎重に伐倒しました。

 

「責任重大でしたが、一生に一度の貴重な経験となりました。」(高橋様)

今回の伐倒のポイント

✔ 計画的な作業が必要(枝ぶりが大きく、無計画に倒すと大きなリスクが伴う)
✔ 正しい技術で幹の割れを防ぐことが重要
✔ 高所作業では安全装備(ヘルメット・防護服)が必須!

▼リンクはこちら

 


② 伐採作業事故を防ぐための講習会に講師として参加!

次にご紹介するのは、高橋様が北見市留辺蘂町で開催された伐採作業講習会に講師として参加されたお話です。

この講習会は、北見市や周辺地域で相次ぐ伐採作業中の死亡事故を受けて開催されました。
作業員の安全意識と技術向上を目的とし、高橋様は講師として、安全な伐倒技術を指導されました。

「実際の伐倒作業を見てもらいながら、安全な作業方法を解説しました。」(高橋様)

この貴重な作業の様子は、NHKのニュースでも放送されました!

▼リンクはこちら

 


林業用ヘルメット・防護服の重要性

林業は、私たちの暮らしを支える重要な仕事である一方で、常に危険と隣り合わせの業務でもあります。
だからこそ、万全の安全対策や、より精度の高い作業方法の確立が不可欠です。
弊社では、林業の現場で求められる技術や安全対策の情報を発信するとともに、
プロの林業従事者向けの高品質なヘルメット・防護服を取り揃えています。
ぜひ、安全な作業環境づくりにお役立てください。

PFANNERは、今後も、林業の安全性向上と技術発展に貢献できるよう、活動を続けてまいります。

 

 

 

RELATION 同じカテゴリの記事

キーワードで探す